俵山ビレッジのニワトリ小屋制作。

【今週の俵山のトピックス(6/24-6/30)】

・ニワトリ小屋完成!

・ボランティアスタッフ ふみかさん、トキちゃん滞在中

・大雨で氾濫間近

 

 

こんにちは!和馬です。梅雨本番の1週間となり洗濯物もほとんど干すことができない日々となりました。

6/30の金曜日には線状降水帯というものができて長門市全域で避難勧告が出た次第。少し不安な夜を過ごしました。

なおシェアハウス灯炬庵も無人で俵山ビレッジとして動きが少ない1週間だったので、今回は最近完成したニワトリ小屋についてまとめたいと思います。

 

こちらが今回制作したニワトリ小屋

俵山ビレッジの初期メンバー あかねちゃんを筆頭に生き物と調和した暮らしを作りたいという思いの第一弾です

今後ヤギなども飼い、より手を広げていく方針です。 「全ての命と調和して生きる」という思いを胸に。

 

 

 

小屋は廃材、古材をメインに利用し獣害から鶏を守るため40cmほど地面から底上げした高床式の小屋を計画しました。

3日でほとんどの枠組みをつくるというもので、ドアの取り付けや仕上げまで含めると実際は4日かかりました。

 

▼1日目

 

まずは選定場所で基礎を置く場所の土を掘り、転圧(砂利を敷いて押し固める)し

ピンコロ石をおいていきます。

水平器を用いてある程度の水平を出し、全体のバランスをみながら調整。

ここは根気のいる作業で徐々に、なんとか合わせたという次第。。

105mm×105mmと60mm×60mmの角材を利用してこのような土台ができました。

手前側が2mmの傾きがあったのでパッキンを挟んで調整。

そんなこんなで1日目は計画通り終了。

ウレタン樹脂が塗られた型枠用のボードがおけて、リーダーあかねちゃんも鶏になった気で佇んでおります。

 

▼2日目

ここで利用したのがパレット。

ジモティーを利用して山口市で70cm四方のパレットを16個譲ってもらいました。これを壁の構造として機能させていきます。

この日はボランティアスタッフのますみちゃん、トキちゃんに塗装。オリバーに組み立てを手伝ってもらいました。

屋根の角度は10°。大体の見た感じで角度をあわせたんですが現場合わせで。

ちゃんとやるなら屋根の角度を計算しておくのもいいですね。その場合は三平方の定理を使った計算?

屋根をかけていきます。

トキちゃんに塗ってもらったガラス枠の白色が冴えます。

ここに波板を貼ると

2日目を終了してここまでできました。

日差しも浴びて大きな立体感がでてきました。思ったより大きい。。人を入れるようにしたからか。

 

3日目は仕上げに入るためその準備をしました。

思いつきですがこのような波々の板を次の日のために用意。

 

▼3日目、4日目

巣箱兼卵の取り出し位置。

水飲み場の設置などを行い、機能を追加

 

最後に網を張り巡らせて、中身ができあがりました。(あかねちゃんが主に網を張ったのですが5,6時間はかかりました。。)

 

 

内部の完成。

ようやくお披露目です。

 

 

最終日にはドアも作り上げ、デザインで考えてた目玉焼きを作り設置。

ここを通るこどもたちにも覚えてもらえるような見た目を意識しました。

 

ニワトリ小屋といえど普通のものは作りたくないなぁという気持ちがでるのでこのようになりました。

 

 

あとは床に藁を敷くのと外回りに柵を設置します。

7月末には鶏を引き取りどのような光景が生まれるのか、楽しみです。

 

 

 

 

6/24 ミーティングの様子。

ボランティアスタッフの福岡からトキちゃん、沖縄からふみかさんが来俵中。

女性が多いミーティングとなりました。

 

6/30 長門市大雨警報

山口県と九州に線状降水帯というものが発生し1時間100ミリ以上の猛烈な雨が降りました。

普段おだやかな川が顔を変えて道路も冠水間近の状況。

すさまじい水のかたまりが川を走っていました。

離れた集落に住む僕は夜中に念のためと避難しようと思いシェアハウスで一夜を過ごしました。

あいにくシェアハウスには住人はいませんでしたが温泉街は比較的穏やかでした。

 

翌日まで、避難勧告もなくなり冠水などはなかったものの小さい小道で土砂が流れ混んでいる状況

 

 

現在は土砂の撤去作業中。こういう災害時に地域に人が住んでいるありがたみ、人といる豊かさを感じます。

俵山の人々の動きたくましく、すごかったです。

今後大災害が起きたときにどういう状況が待っているか、万全の準備をしておくべきだなと思いました。

これからどう生きましょうか。コミュニティの重要性を少し考えさせられます。

 

 

1996年秋田生まれ。映像/DIYの軸で活動するクリエイター。
大学在学中、千葉の房総半島での子どもとの出会いをきっかけに好奇心の育成を軸に持る。2019年米国ポートランドへまちづくり留学。2020年エコビレッジサイハテにて家造り、現在は、俵山ビレッジにてリノベーションの現場を担当中。
将来は次世代の子どものための自然学校をつくるのが目標。

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