【体験談08 高山晴代】よき氣と水と人たちが織りなす地

高山晴代(たかやまはるよ)さん

八ヶ岳在住、料理研究家。著者。クリエイティブディレクター。
過去の経歴では、婦人服デザイナー、山小屋スタッフ、シンガーソングライターなど

■俵山訪問時の年齢:53歳
■滞在期間:2023/9/10-22(12日間)
■滞在タイプ:ボランティアスタッフ

 

【体験したこと】

  • ボラスタ
    ・スタッフハウスの掃除、
    ・スタッフハウスのリノベーション
    ・スタッフハウスの砂壁はがし
    ・スタッフハウスの柱の柿渋塗り
    ・スタッフハウスの漆喰塗りの準備(混ぜる作業)
    ・スタッフハウス障子はり
    ・スタッフハウスの壁ぬり
    ・キノコハウスのキッチンの掃除
    ・キノコハウスの和室の掃除
    ・ハナレの整理(名札はり)
    ・ハナレの庭へ木の移植
    ・鼻歌歌いながらの作業(笑)

● 住人や地域の方々との交流
● 散歩
● 神社参拝
● 毎日の湯治
● 地域の食堂での昼食
● 北海道のセラピストさんのマッサージ1回
● 地域のおいしいアイスクリームを食べる
● 町の美味しいラーメンを食べる

 

【参加動機】

吉武大輔さんを、皇居の勤労奉仕に参加した時にしり、2021年、イマジニアのオンラインサロンへ参加。その際に、俵山のことを知り、以前より町作りや、温泉に興味を持っていました。

 

【内容】

長野県から山口まで、2日かけて、車でむかいました。陽が沈んだ頃に到着したので、町の雰囲気が初日はわかりませんでしたが、町の湯が22時まで営業していたので、到着早々に温泉へ。湯質が想像を絶する波動の高さで、2日かけての長距離運転の疲れが瞬時に飛びました。翌日かららリノベをメインに動きましたが、久しぶりに体を動かしたのと、夜も温泉効果でよく眠ることができました。東京等では、ノースリーブを着ていると、肩やデコルテが冷えるのですが、俵山ではその冷えがなかったことにびっくりです。ちょうど彼岸花の咲く頃で、ヴィレッジメンバーのあずきさんが、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と、普通に口にした名前が粋でした。

山口に到着した日の夕焼けは美しいグラデーションで、涙が出そうになりました。


■ 初めての家のリノベーション。

現在、俵山ヴィレッジ関係の家は9棟あり(すごい!!)どれも廃墟になりそうな古民家を、あえてリノベーションし、住居にしていました。家の基礎を間近で見たのも初めてでしたが、人の住んでいないホコリだらけの家が、どんどん変わっていく様は実に見事。特に壁と床を変えただけで、家の波動がガラリと変わります。その分、以前まで廃墟寸前の家に馴染んでいたセピア色の襖が、リノベーションした家には合わなくなったりということも。家も人と同じで、放っておかれると、家も拗ねてしまう。と、感じました。その分、愛を込めて手入れをしてあげると、家もそれに応えてくれます。

今回、私は、あずきさんに指導いただきながらの作業が大半でした。
(柿渋塗りのはみ出しを避ける養生テープを貼っているところ)

肩を出していても”冷えない場”の力のある土地。

怪しい(笑)

砂壁はがしは、あずきちゃんにほめられました^^

 

■ 想像をはるかに超えた俵山温泉の上質の湯
今、私の住んでいる八ヶ岳は、場所がら良質の温泉が多くあります。有馬温泉を超える泉質も湯もあり、湯治で有名な増富温泉なども。ですので、実は正直なところ、温泉への期待はあまり高くありませんでした。ところが俵山温泉の湯質は、格段に上質でした!(驚)細胞の一つ一つがほろほろとほぐれるような柔らかさと優しさで、愛100%という感じなのです。町の湯は朝の6時から22時まで営業していますし、白猿の湯は定休日は多いものの、広めの浴槽でくつろげます。私はほぼ毎日、町の湯へ行っていましたが、白猿の湯の無料の足湯もよく利用していました。町の湯には飲泉もあり、水素たっぷりの俵山温泉の霊泉を、直接飲むこともできます。町の湯にはおすすめの入浴法が、浴場内にありますが、湯治を目的にいくのであれば、2〜3週間の滞在がおすすめ。一回につき15〜20分ほどの入浴が効果的だそうです。ただ、すぐに体が温まるので、5分ぐらいで出る方が圧倒的でした。私は15分はしっかりと入るようにしていました。痛み取りにもおすすめの温泉で、体の中の深い部分の痛みが表面化したような、そんな感覚の時もありました。アルカリが強い泉質で、髪はバサバサになります。髪の長い女性はケアが必要です。美容の面でいうと、顔のシミは少し薄くなった気がしています。ちなみに、水は水道水でも甘くておいしいのがさらに驚きです。とにかく水がよかったです。

 

■ 津田農園の手作りのおいしいアイス

津田農園さんで、2回ほど、手作りアイスをいただきましたが、シーズンごとにメニューがちがい、どれも魅力的!

なんだたっけ・・・・?来週にはこのメニューがなくなるとのことで、おいしくいただきました^^

 

■ 食べ山のゆずきちそば
ゆずきちという、今まで聞いたことのない柑橘がシーズンで、キッチンにもいつもありました。交配での新種かと思いきや、在来の伝統果実だったのです。カボス、スダチの仲間です。

この写真は”たべ山”のゆずきち蕎麦

福岡から野草講座の受講生さんがいらしてくださり、一緒にゆずきち蕎麦を美味しくいただきました。帰りは片道30分ぐらいの小月の駅までお見送り。

 

■俵山で出会った家族のように一緒に暮らした人たち

左から、あかねさん、由布子さん、私、あずきさん

左 吉武大輔さん。大ちゃん&俵山に集まる人たちは、穏やかで良い人たちばかり!!

俵山を出る前に女子の皆さんと。


帰りは元乃隅神社に立ち寄り、帰路へ

今後、さまざまなコミュニティがうまれ、継続される中で、よき氣と水と人たちが織りなす地、俵山は一つの大きな要となる予感が万歳でした。

出会ってくださった皆様、そして吉武大輔さん、そして俵山の地にありがとうございました。

 

【住民メッセージ】

晴代さんとスタッフハウスearthの立ち上げをした2週間の日々は、きっとearthと向き合うたび思い出す、最高の日々でした。昭和歌謡をカラオケしながらペンキを塗ったり、砂壁を剥がしたり。
まだまだ一緒にいたいと思う、とても素敵な方でした。今度は完成したearthにて、一緒に泊まりましょう♪

あずき

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